夏まっさかり。
みなさん、夏バテとかしてないでしょうか?
うえさんは絶賛バテ中です。
こんな煩わしい夏なんぞに負けれられませんぞ。
暑い夏なんて読書でふっとばせ!(空調の利いた部屋で)
という訳で今日は図書館まで出向いて本を借りてきました。
絶賛夏バテ兼荒んだ心なうえさんが借りてきた本とは…!
蜉蝣 / 若合 春侑
・一緒に死んで一緒に生きる。私はあなたを選んだの。官能(エロス)と禁忌(タブー)に弄ばれた女の性(サガ)を描く、落涙の純愛小説。
人魚を食べた女 / 山崎 洋子
・25歳のまま、300年生き続けるという女に、私の人生は絡めとられてしまった。怪奇と狂気に彩られた情念の世界。
非常識家族 / 曽野 綾子
・本音で楽に生きましょう。人を見たらまず疑え、贅肉にも金にも毒がある。世間にはびこる偽善、虚飾を丸裸にする「曽野流創作落語」、いざ開演。
この3つです。
最後の非常識家族が浮いて浮いて仕方がない。
この中でも特に気になるのが蜉蝣。
「私はあなたを選んだの。」って言葉にズガーンと衝撃をうける。最高にいい言葉です。
ちょっとだけ中身を読んでみると旧字で書かれていてました。
「自分の裸體がどのやうに描かれてゐるのか」
椎名林檎ぽい。
しかし、しかし!!
本当に借りたかった本は残念ながら貸出中でした。(しかも予約も一件入ってやがった!)
どうしても読みたいうえさんはその足でマイカルに突撃。
日曜日ということもあってカッポーが多かったです。
くやしいです。敗走。
そのまま三洋堂に行って探すとありました。
レジのお姉さんがちょー可愛かった。実習中の札あり、きっと20歳ぐらい。
この本は表紙がちょっとアレな感じなので、この本をいったいどんな顔でレジしてくれるのかとサディスティックな好奇心を催していると「次のお客様こちらのレジへどうぞ」という男の声が…、ちっ。
で買ってしまった本がこれ。
ドグラマグラ(上・下) / 夢野久作
・<これを書くために生まれてきた>と著者自ら語り、10余年の歳月をかけた推敲によって完成された内容は、著者の思想、知識を集大成する。これを読む者は一度は精神に異常をきたすと伝えられる、一大奇書。
表紙、ちょっとアレでしょ?性器の箇所に角川文庫の文字。
流石に精神に異常云々は言いすぎだと思うんですけども、もし夏が終わるごろにおかしくなってたらこれが原因だと思っててください。
では。