やっとこさ屍鬼(一)を読み終わりました。
前半は村の性格や閉塞感をいろんな人の視点から描写することで濃厚に絡み付く外場ワールドを演出。
このくだりが結構長くて読みづらかったけども、中盤でヒト一人が死んでからはあれよあれよと話が転がり続け、気がついたら登場人物7人死んでた。
やっぱりヒトが死なんと進む話も進まねえってもんだ。
数多く存在する登場人物の中でも、医者の敏夫の話になるとページをめくる手が止まりません。
SIRENの宮田といい、どうもこの手のキャラがお好きな様子です。
勝手な俺的敏夫イメージ
ルシフェルの右手の主人公にすごくだぶるので勝手に渋系ワイルドメガネに認定してます。
フジリュー画でもそうであれ!そうなはず!
やっぱりSIRENに多大な影響を及ぼしただけあって、随所にかぶるところが見受けられる。
宮田先生は敏夫がモデルなのかなと思ったり、美耶子は沙子のイメージなのかなぁとか。
前田知子なんて完全に前田元子じゃねえか。
そうやって仄かに香るSIRENの匂いみたいなものを追いながら読んでいくと二度うまいみたいな感じでついつい二巻も買っちまった。
このまま全五巻そろえてしまうか。