それが"運命石の門"-シュタインズゲート-の選択か――
先週の木曜日に雑誌の広告でsteins;gateを知って次の日には買いに走りました。
X BOX360用ソフト「Steins;Gate」
ジャンル分けするならば、想定科学ADVゲーム。要はノベルゲー。
もっと詳しく言うならばギャルゲーらしいです。買った後に知りました。
過去へメールを送れる機会を発明してしまった主人公。
その機会を使った壮大なタイムトラベルものです。
いやぁ、まいったまいった。まいったね。
このゲームをやるために朝の7時半に起きて、そこから17時までぶっ通しプレイ。
それを3日も繰り返してしまった。まいった。
そして今日クリアしました。ただのクリアではない。全ルートクリアだ。
ギャルゲーと言っても、女の子とやんややんやすることが目的ではなく、幼馴染が死んでしまうという運命に逆らうことが目的。
過去にメールを送ったり、タイムリープしたりして過去に干渉して運命をひっくり返そうと奮闘する主人公。
でも、そう都合のいい運命にすることはできず苦しみもがく主人公。
なんだか話が『バタフライエフェクト』に似てる気がする。
あれもバタフライ効果を主軸に据えた話でした。
何気なく話を進めていると何やら話があやしい方向へ進んでいく。
あれ…、なんか主人公がみんなから忘れられちゃったんだけど…
主人公のことを覚えているのは、どうでもいい脇役の女の子一人だけ。
そして流れるエンディング。
失敗した。
どうやら僕は然るべき行動を行わなかった為に別ルートEDを迎えてしまったみたいです。涙目。
そんなこんなで奮闘の末、トゥルーエンドを見てやりました。
ゲームでこんなに泣いたり、背筋が凍る思いをしたり、伏線に納得したりするのは初めてです。
隠しシナリオとでもいうべき最終章への導入の演出も素晴らしい。
最終章の中盤まではとんでもない鬱ストーリー。
そこからひっくり返す主人公の姿は僕の心をつかんで離しません。
序盤で張られた伏線を終盤で回収しまくりのシナリオライターを褒めて遣わしたい。
もうまじでオススメです。是非ともX BOX360と同時購入してやってください。
ただ一つ、苦言を申すならば
宮野くんの邪気眼発言や高笑いは結構痛かったです。結構痛かったです。
2回言ったのは言うまでもありません。