2月某日
わたしたち06生の卒業旅行としましてウィーンとプラハに旅立ちました。
生涯二度目の海外旅行、ヨーロッパとなると生まれて初めてでございました。
いったいどんな強い敵が待っているんだろうと胸をときめかせながら、その時の私は特急はるかに揺られているのでした。
関空について諸手続きを済ませる。
ここらへんは幹事さんの言うがままにヘーコラヘーコラついていくのみです^^v
日本を出国し、免税店をオール素通りして飛行機にのりました。
そして無事、離陸。
関空出発がAM11:00で、時間が経てども経てども外は明るいまま。
僕たちは時間を遡りながら移動しているようです。
ふと窓を見ると下に広がる山、山、山…
ウィーンへはヘルシンキを経由していくわけですけど、どうやら当機は只今ロシア上空を飛んでいる様子です。
ロシアの山の多さに多少たじろぐ。
というか結構ショックだった。あんなに山があるなんて。
もしここで不時着なんてしたら絶対凍え死ぬんだろうなと一抹の不安を抱えている間にヘルシンキに到着。
…暗い。
雲に遮られて二度と光を浴びることのできない世紀末都市。
荒廃した大地に積もるのは雪と悪意のみ。
そんなフィンランド人に到底聞かせられない感想を胸にそっとしまって入国審査。
そのままヘルシンキ発ウィーン着の便にトランジット!
ここの機内食が一番お口にあわなかったです。
なにあの粒粒は。
そしてウィーンに到着。
ウィーンでは王宮や美術館、教会など色んなところにいきました。
その中でも印象に残っているのはホーフブルク王宮内図書館とオーケストラコンサートです。
世界一美しいと評判の図書館内に入った瞬間、息をのみました。
美しい。
こんな陳腐な表現しかできないことが悔やまれるぐらいに美しい。
天井に描かれた絵はまるで…うまいこと表現できなんだ(´・ω・`)
昔の人は絵がお上手なんだなぁ。とただただ感嘆するしかありませんでした。
近江八幡の市立図書館にも書いてくれんかな。
そしてもう一つの目玉、オーケストラコンサート。
楽友協会というやたらめっちゃか豪華なコンサートホールの二階席から観賞。
僕はステージ上のヴァイオリン奏者をずっと眺めてました。
荘厳な演奏の中で情熱的にヴァイオリンを演奏する彼はまるで踊るかのようにステージを、観客を、時間を支配してました。
ええもん、見せてもらったで。
シュテファン寺院が工事中だったのは内緒。
ウィーンの各地にてポストカードを購入。
左上はまったくウィーンに関係してないけど、ユーモアのあるものは好きなのでご愛嬌。
プラハ編はまた後日。