前日の「リアル鬼ごっこ」引き続いて今日は「2012」を見ました。
予告を見た感じではマヤ文明について触れられてたから、謎解きだったりそういう要素も含まれてるのかなと思ったら完全にストーリー皆無でした。ちょっと残念。
・地球やべー
・だからノアの箱舟よろしくでっかい人口住居船作って逃げようぜ。
・あ、でもこの船は40万人乗りだからのびたは乗せてあげないよ。
という訳でこの映画の終わりでは地球人口が40万人まで激減しました。
当然、箱舟に乗れるのは重要役人や10億ユーロを用意できるほどの富豪ばかり、貧乏人はすべて一律に見殺しです。
なんという現実主義。
で、一般人である主人公は幸運にも不正乗船に成功するわけですが、その際に歯車が故障してしまいハッチが閉じない⇒発進できないというお約束ストーリー。
そこで主人公が命をかけて問題を解決して人類は救われたわけですが、そもそも主人公一行がいなければなんの問題もなかったわけで、なにヒーロー面してんだよと小一時間。
ストーリーの前半では主人公があまりにも間一髪を繰り返しすぎてちょっとコメディチックだった。
ストーリーの中盤では好きなキャラが連続して死んでしまい、若干がっかり。
ストーリーの最後では制御室の全員が各々ガッツポーズしたり抱き合ったりの見事なまでのアメリカン乱痴気騒ぎ。
しかし、映像美は本当にすごかった。
地表がうねり、爆発した時は思わず口ぽかんと開いてしまった。
今のCG技術ってすごいんだね。
こればっかりは映画館で見てこその迫力だね。
でもこの映画を見るために1500円を払うのはなんだかシャクだね、っていうそんな映画。
明日は何を見ようか。